2023年度受賞作品
P2023
RIKコンテスト

RIKコンテスト2023受賞作品

概要

ユニマットリックでは2010年からRIKCADユーザーの皆さまの技術力、そして施主への提案力の向上を目的として「リックパースコンテスト」を毎年開催してきました。しかし、顧客との商談スタイルの変化や、設計・提案ツールの進化はめまぐるしく、「提案のためのパース」だけを追求するコンテストをアップデートする必要がでてきました。
そこで、今回から「RIKコンテスト2023」と名称を変更し、またコンテスト自体も「パースコンテスト」「プレゼンコンテスト」「動画コンテスト」の3つのカテゴリーに分けて2023年1月に募集いたしました。
おかげ様で今回も全国のRIKCADユーザーの皆様から数々の力作をご応募いただきました。お忙しい中、非常に多くのご応募を頂き、誠にありがとうございました。
二次審査までユニマットリック社内で審査し、その後審査員による最終審査を行いました。当作品集では二次審査通過作品(優秀作品)から各賞受賞作品まで掲載しております。
ぜひ、想いの詰まった個性豊かな作品の数々を、じっくりご覧いただき、今後の参考にしていただければ幸いです。
※ 今回は和風大賞、ランドスケープ大賞、実物件パース大賞の該当作品はなしという結果となりました。

総合大賞 グランプリ

海辺の庭

【広島】ノビデザイン 桑原 斉美

作品説明

夕暮れの海辺の庭。水やりを終えて明かりを灯す一時を描いてみました。 ガラス窓に映り込む樹木と、建物の向こうの樹木・風景がリンクして見える様に何度も位置や色合いを変えてレンダリングをしました。全体にレタッチで軽くエッジを付け遠景になる程エッジを消して遠近感を出す工夫をしています。

講評

近景と中景、そして遠景を丁寧に作り分けていることが良く分かる作品です。近景では葉脈まで感じることが出来、遠景では空気によって少しボケたり空の色と混ざりあうなど、自然な遠近感が感じられます。中景ではサッシのガラスに反射した木々と透けて見える木々の絶妙なバランス。レースのカーデンが風に揺らぐ表現や、インテリアの小物、照明まで見事な完成度です。(古橋 宜昌)

パースコンテスト

ファサード大賞

光こぼれる夕暮れ【三重】積水ハウス株式会社 川合 亜沙美

作品説明

矯正歯科の提案パースの夕景です。交差点の角地に建つシンボルとなるような、高級感のある建物と外構を表現しました。法面や植栽の入力、光の調整はTwinmotionを使用しました。

講評

構図の安定感や細部まで配慮された表現力など、バランスが良くメリハリも効いた非常に魅力的な作品です。照明やハイライトも効果的に使い上質な夕景の表現になっています。空の色合いや背景の処理にもセンスを感じます。建築や外構の見せ場を引き出す素晴らしいパースだと思います。(松井 信)

ライティング大賞

silence【三重】積水ハウス株式会社 川合 亜沙美

作品説明

リビングからの視線の先には、幻想的にライトアップされたエントランスホールと中庭の樹々。昼間の景色とは違った、夜の静寂を表現しました。植栽が映えるよう、室内の照明は照らすポイントをしぼり、明暗のコントラストを強調しました。

講評

光によって質感や空間感を再現した息を呑むリアルな美しさを感じます。ソファ張地はレザーと布の触感までも想像できます。“明暗のコントラスト”が狙い通りガラスを通した夜景であることを表現しています。ソファやテーブルトップに落ちる天井面の照明の反映などがますます作品の魅力を深めると考えます。(菊原 啓子)

ファンタジー大賞

廃れゆく世界【愛知】日豊ガーデンズ株式会社 冨安 俊貴

作品説明

建造物が時間の経過とともに廃れていく様を作品にしました。剥がれ落ちる天井や階段、折れ曲がった鉄筋、床に落ちる鏡の割れ具合など、“朽ちていくもの”の美しさをRIKCADで最大限に表現しました。自然界で育つ樹木は、光を求めて歪に成長します。朽ちた建物が自然の力に飲み込まれていく様子を山採り樹形を用いて表現しています。またその他の細かな箇所の作り込みも、拡大してお楽しみいただければ幸いです。

講評

実際に廃業したホテルのロビーの朽ち果てた光景そのものです。近景・中景・遠景の構図の創り方がとても匠で、雨上がりで上階から滝状に落ちる水の表現も素晴らしいです。剥がれて落ちかかった天井、ところどころ崩れた階段の本物感もとても見事です。建物の朽ち行く姿が、無常観・詫びさびを感じさせ、手入れされていない植栽と新たに侵食してきた植物たちの旺盛な生命力との対比が、とても上手く描かれており廃墟をテーマとした「庭園」の様です。構図・光・影・質感・全てがとても高いレベルの作品です。大変面倒で難しい作業だったと思いますが、作品が完成した時を想像して、作者さんは作成中とても楽しい時間を過ごしたのではないでしょうか。(赤坂 泰一)

優秀賞

Viridian【山口】有限会社エクステリアの森 三好 俊典

作品説明

煌びやかな夜の雰囲気をイメージしました。明るくなりすぎないように光源の位置、向き、強度は細かく調整しました。陰影を出す為に間接照明を使ったりマテリアルの反射率を個別に調整することで全体的にキラキラした雰囲気を演出してます。プラン自体は建物、壁、アプローチ、フレームとシンプルですが、シャープな直線と曲線を混ぜたり高さに変化をつけることでメリハリを意識しながら作りました。

講評

ドバイやパビリオンを想像させるゴージャスな異世界感。冴わたる想像力に脱帽です。ガラスを感じる光の屈折、反射、映り混みなどの表現が素晴らしい。空の分量、画面下部の重量感、中央のシャープな大屋根の空間、密集と空白なバランス、全体の構図が絶妙です。viridian色が人の導線と視線の誘導を意識させ、近景のアーチと遠景の暗い空の対比によって空間の広さと奥行を感じる額縁効果。見せたい部分が強調され引き込まれます。(富田 絵里香)

RIKCAD賞

池に臨む離れ【兵庫】株式会社グリーンテリア 野中 めぐみ

作品説明

木々に囲まれた池に木漏れ日が差す静かな朝の様子を描きました。静寂、風、水のゆらぎ、木々のざわめきなどのんびりと過ごす朝の心地よい空気感が伝わるようなパースを目指しました。池を泳ぐ鯉の群れはできるだけ不自然にならないよう注意しつつ奥へと視線を誘導するような配置としています。

講評

離れのある高級旅館の庭を思わせる作品です。池の中の錦鯉もとても自然で水面に映り込む空や木々の見え方も見事です。軒から下がる暖簾の表現も、通り抜ける爽やかな風の強さや暖簾の布の質量まで感じられる完成度になっています。パースとしての構図も建物、離れ、池と飛び石などの配置を効果的に見せるベストなものになっています。(古橋 宜昌)

-池面に映える灯りとみどり-【福岡】積水ハウス建設九州株式会社 村田 香奈愛

作品説明

灯の反射で池面に揺らぎが感じてもらえるように、また、奥の滝の水の音がが想像してもらえるようなパースを意識して作成しました。

講評

建物空間の静と水や風を感じる庭の動。灯の演出によって生まれた光と影の立体感。空の暗さと池面に映る光の明るさ。それらの対比によって見せ場の庭を凝縮させた演出が素晴らしい。外廊下の広縁、軒下の丸桁や垂木の表現によって、消失点を感じるアングルも遠近感が強調され迫力が増しています。個人的に水中の鯉の表現が大好きです。(富田 絵里香)

集う【東京】エクステリア&ガーデン設計室coniwa 藤﨑 香奈子

作品説明

家族や仲間が集えるモダンなソファーコーナーです。和を感じさせる植栽を配置し、洋風になりすぎず落ち着いたテイストにしています。植栽はRIKCADの2D植栽、3D植栽、Twinmotion植栽を織り交ぜて調和させています。ベンチクッションはモルフを使ってモデリングしました。柔らかい布の雰囲気を出すのに苦労しました。

講評

見るからに居心地の良さそうなテラス空間になっています。メインのタイルテラスのFLからソファー空間のFLを少し下げると、視線が下がるので落ち着いた空間にすることが出来ます。パースはもちろんですがプランニングのスキルもとても高いことが分かります。そこに配置されたクッションなどファブリックの柔らかさや、1本1本丁寧に選ばれ配置された植物の表現がとても自然で、作者のこだわりが伝わってくる作品です。(古橋 宜昌)

テクニック賞

茜色【山口】有限会社エクステリアの森 三好 俊典

作品説明

華やかな日本の情景をイメージしました。赤を基調色にしたので背景は茜色に染めてます。中央には女性の後に光源を置き手前の和傘に影を写す演出をしました。右奥の格子は一つづつ作ったので苦労、というよりはとても大変な作業でした。

講評

様々な「赤色」が織りなす景が素晴らしい作品です。桟敷背面の巧みで緻密で絵画の様な格子、水面への映り込みやゆらぎ、和傘に映り出される人影、いずれも作者さんがお持ちの高い技術力・感性・想像力に関心させられました。構図を安定させるため左側前景に、他の部分と明らかに表現が異なるテクスチャーの花?葉?が描かれておりますが、構図の安定感をもたらす効果と共に、表現のアンバランスさがとても面白く良いアクセントとなっていると感じます。(赤坂 泰一)

夕暮れの茶庭【愛知】おぼと設計 鈴木 貴世

作品説明

夏の夕暮れの静かな時間。茶室へ続く露地。RIKCADのみでリアルな日本庭園を表現したく、石や植栽の種類や配置にこだわりました。

講評

表現したいものを明確にして製作されているからこそ細部まで同じ世界観で表現されており、全体にまとまった安心感のある作品となっています。空間の魅力を引き出す夏の夕暮れの柔らかな光の表現も臨場感を感じます。雰囲気まで表現できている素晴らしい作品だと思います。(松井 信)

格子と流れのある風景【山口】株式会社エクスプラン 松田 幸次

作品説明

格子デザインを各所にちりばめるとともに、流れのある水辺を描いたパースです。(苦労した点)Twinmotionでパストレーサーをかけると水の透明感が失われるため、水面の表現は何度も微調整しました。(工夫した点)多用した格子デザインは、そのほとんどを断面形状マネージャーや塀オブジェクトを活用して自作で造り込んでいます。(特に見てほしい点)判別が困難な遠景までしっかりと造り込んでいます。

講評

細部までの作り込みはもちろん、居室の天井面や陰影の表現にまでストーリーが設定された大作であることが感じ取られます。「空気遠近法」という大気が持つ性質を利用した空間表現法があります。細部まで表現ができるからこその「抜け感」や「空気感」を用いたタッチの作品も拝見してみたいと思い至りました。(菊原 啓子)

テクニック賞

猫又商店またたびや【岡山】株式会社インザフィールズ 伊達 由美子

作品説明

昭和感漂うものが作りたくて、レトロなものを組み合わせました。たばこ屋の名残と、爪をたててぼろぼろになった障子や、猫のおもちゃなどで、猫が跡を継いでいる今を表現してみました。初夏の白く色づいたマタタビの枝葉を作って前景を飾りました。隠れている子を含めて全部で20匹の猫がいます。

講評

沢山の情報が詰め込まれているにも関わらず散漫せず、まとまりを感じる秀逸な作品。額縁を白くふんわり残す。木漏れ日の影を入れる場所。仕上の差別化。それら計算された主役の建物を強調させるテクニックが素晴らしい。ポストや鳥居まで赤色で統一させることで近景から遠景へと視線の誘導で奥行感も強調。目を凝らすと現れる猫、ポスターや破れた障子など物語性も魅了的でした。(富田 絵里香)

奨励賞

RIKCAD賞

私だけの空間【静岡】中部建商株式会社 平良 百代

作品説明

樹々に囲まれた場所に「私だけの秘密の空間」をテーマに作成しました。緑と日差しで暖かさを感じ、穏やかな時間の流れを楽しむ空間になったと思います。樹木にはレタッチで光と影を意識しました。レンガと砕石敷きも材質や色にこだわり、よりリアル感を出しました。

帰り道【静岡】中部建商株式会社 成岡 幸

作品説明

田舎の家への帰り道。石造りのトンネルを抜けた先にある家へ1つ1つトンネルを抜け、近づいてくる町並みに向かっていく空間を意識しました。

休息のひとトキ【福岡】株式会社久留米庭苑 古賀 裕美

作品説明

サウナを中心とした安らぎの空間を意識してつくりました。木漏れ日の調整が大変でした。

大自然の中のカフェ【静岡】株式会社八ヶ代造園 吉田 悦也

作品説明

大自然の中で、滝の音・渓流のせせらぎを感じながらの心温まる一杯を連想しパースで表現しました。高低差のある大滝は、迫力が出るように巨石から小さい石の色や向き等のバランスを考えながら配置しました。植栽では、石のゴツゴツした硬い表情を、如何に柔らかくみせるかに気を使いました。また無数の蛍が飛び交く表現で幻想的な作品になったと思いますので、そこを評価していただけましたら大変嬉しいです。

airport lounge【福井】スリービー工業株式会社 西川 美希

作品説明

曲線で囲んだドームを作るところからイメージして作りました。こんなラウンジから世界に飛び立つとおもうとワクワクするな~と思っていただけたら嬉しいです。

日常の景色【山口】有限会社エクステリアの森 中村 達也

作品説明

今回は全て、RIKCADのみで作成し、レンダリングエンジンはスケッチを用いてあえてモノクロで表現してみました。こだわったところは電線のモデリングでシェルツールを初めて使って作成しました、線データだけで陰影、遠近感の表現がとても難しかったですがRIKCADでモノクロパースが出来ることを知って頂けるきっかけになれば幸いです。

疲れを癒す露天風呂【静岡】株式会社八ヶ代造園 吉田 悦也

作品説明

黒川温泉の湯明かり鞠灯篭をイメージしながら癒しの露天風呂を表現しました。フォーカルポイントである滝は、ダイナミックになるように巨石を配置し、植栽は色取り取りの樹木を奥行感が出るように樹高に強弱を付けて配置しました。また露天風呂の水面の映り込みや風呂周りの水跡・湯気にも力をいれましたので、そこを評価していただけましたら嬉しいです。

小さな草花になって【兵庫】ガーデンエクステリアオーシャン 大柴 美穂

作品説明

視点を落として草花の陰から覗き込むようなアングルにしました。実際はこのようなアングルでお庭を見ることはないと思いますが、パースならではのアングルだと思い採用しました。小さな草花の間から見えるアプローチはとてもダイナミックで迫力と画力が上がります。パースは実物に近いリアルとよりよく見せる誇張がバランスよく混在する面白い世界です。

山小屋の休日【千葉】スペースガーデニング株式会社 鈴木 晶子

作品説明

針葉樹に囲まれてひっそりと建つ三角屋根が印象的な山小屋。都会の喧噪を離れて過ごす休日。辺りは静寂に包まれて、時折小鳥のさえずりが聞こえてくるほかは何も聞こえない。一日の終わりにゆっくりと暮れていく景色を眺めながら都会では味わえない贅沢な時間を過ごす、そんな場面をイメージしました。

海辺の朝 水景【千葉】スペースガーデニング株式会社 中村 可奈

作品説明

海を見渡せるガーデンルームと足湯ほどの低い壁泉。なるべく自然な彩光になるように調整。水が織りなす景観を作りたかった。

通り土間のある家【東京】エクステリア&ガーデン設計室coniwa 藤﨑 香奈子

作品説明

玄関から庭に抜けられる通り土間のある家のファサード。玄関ドアを開けて奥に抜ける期待感と抜け感を表現しています。北入りのアプローチなので、やや逆光気味のサイド光にして柔らかさを出しています。白飛びせず、かつ暗くなりすぎない光のバランスを探すのに苦労しました。

mellow【兵庫】株式会社ウエシン 加堂 太一

作品説明

屋内緑化を施したrestaurant&bar。「mellow」という単語は「甘い」・「柔らかい」という意味の他に「心地よい」という意味があり、日の光を植栽で遮った優しい光と影の心地よい空間を作りました。明るさの調整だけでなく、キッチン裏の棚や本・並んでる瓶・吊り照明などの小物はすべて一から立ち上げ、細部のリアルさを追求し、人の居心地の良さを表現しました。

モノトーンのリビングガーデン【東京】エクステリア&ガーデン設計室coniwa 藤﨑 香奈子

作品説明

クールなモノトーンのリビングに合わせたガーデンです。リビングとシームレスにご利用いただけるよう、ひと続きの空間として違和感のないようにデザインしました。まぶしい光が部屋の中で柔らかく広がるよう空気感にこだわって制作しました。

ナイトガーデン【静岡】ハマニグリーンパーク有限会社 尾上 安寿佳

作品説明

高さ、幅の違うフレームを3つ並べて奥行感のあるパースづくりを目指しました。照明は何度も試し撮りを繰り返しながら少しずつ明るさ調整していきました。

HIGH-END APARTMENTS【徳島】積水ハウス株式会社 井村 裕美

作品説明

ラグジュアリーマンションの朝焼けをイメージして制作しました。共用部こそ最高のラグジュアリーを!

石のファサード【山口】エルクホームズ株式会社 石野 早織

作品説明

敢えてPhotoshopなどを使わずに表現したいと試行錯誤しました。赤い道の鮮やかさにカメラ設定を合わせると空の色が不自然になったので青いガラスの壁を後ろに立てたり、太陽光パネルに黒いガラスを重ねたりしています。また、電線が細すぎて入力画面では見えなくなってしまい、角度を見るのに何度もレンダリングをして確認しました。

森の隠れ家【愛知】日豊ガーデンズ株式会社 冨安 俊貴

作品説明

森の中にひっそりと佇むコンクリート造の建造物。山の中の樹木を忠実に表現しました。

「帰省」2023【千葉】クレアカーサ株式会社日立リアルエステートパートナーズ 佐々木 千穂

作品説明

帰省2023年末久しぶりに故郷に帰った瞬間です。雪の中でも温かい心のイメージが伝わったでしょうか。

夜明け【兵庫】株式会社ウエシン 和田 麻紀子

作品説明

博物館で丸山応挙の雪景山水図をみて、水墨画みたいな感じのパースをRIKCADで表現したら面白いと思いました。屋根にモルフ変換した瓦を乗せることで雪が積もっても立体感のある屋根になったと思います。空をグラデーションにしたくてスカイドームの背景を使用しました。もやと霧で幻想的な感じに仕上がったと思います。

その他

新人賞

木漏れ日に憩う
根岸 香織【東京】

新人賞

本のある部屋有限会社三田建工
川津 恵美【広島】

オーバー60賞

ウォーカブル~夕景のオブジェを抜けて株式会社エクスプラン
松田 幸次【山口】

テクニック賞

森の中の小さな住人たち株式会社ウエシン
塚本 真美【兵庫】

RIKCAD賞

「ヘンゼルとグレーテル」Green forestクレアカーサ株式会社日立リアルエステートパートナーズ
佐々木 千穂【千葉】

優秀作品(二次審査通過)

オートキャンプ

中部建商株式会社
高柳 奈々【静岡】

こもれびの特等席

株式会社トータルプラン福元
林 万里子【熊本】

ここで過ごす時間

有限会社ビークリエイト
米田 由美子【北海道】

高台の夜景

積水ハウス株式会社
井村 裕美【徳島】

秋の黄昏。

株式会社庭建
小宮 圭司【長崎】

朝焼けに染まる城下町

ハマニグリーンパーク有限会社
尾上 安寿佳【静岡】

Magic hour wedding

有限会社アンナカ造園
菊田 佳奈【宮城】

the Netherlands

上園緑地建設株式会社
山本 早織【大阪】

美味しいイタリアン

スペースガーデニング株式会社
三矢 記央【千葉】

波打ち際“黎明”

スペースガーデニング株式会社
唐澤 みどり【千葉】

上園緑地建設株式会社
山本 早織【大阪】

重厚感ある門構え

有限会社シンセイ産業
石橋 慶大【福岡】

French Natural Exterior

ジオ・ナビオ株式会社
森 慶太【福岡】

空港

中部建商株式会社
佐野 貴亮【静岡】

上園緑地建設株式会社
山本 早織【大阪】

プレゼンコンテスト

※ プレゼンコンテストの作品は、サムネールクリックしていただくとPDFで作品のすべてのページをご覧いただけます。

プレゼン大賞

アトリエのある家【東京】エクステリア&ガーデン設計室coniwa 藤﨑 香奈子

作品説明

テレワークが一般的になり、自宅に家族が複数いて仕事や勉強をするケースは珍しくなくなりました。そうした中、それぞれが気をつかい合いストレスを感じる事も増えてきました。この作品ではプライベートとパブリックなシーンを切り分け快適に暮らせる住宅をご提案しています。また、家の中と外のつながりをトータル提案で見せています。技術的にはシーン全体のテイストや色合いを統一するのに非常に苦労しました。

講評

作品のテーマ性も良く、平面計画のレベルに高いスキルを感じます。レイアウトも余白を上手く使うことで、見易くお洒落な雰囲気に繋がっています。色調も爽やかな一体感で纏められ、パース位置やアングルもお客様に期待感を持たせています。樹木名等含め緑の空間についてのコメント等がもう少しあればより効果的です。(藤山 宏)

優秀賞

Border【大阪】積水ハウス建設関西株式会社 下山 まり

作品説明

横格子の金物で内と外をやさしく区切り、細長い植栽帯を掛け合わせることで、金物と木々の程よいすき間が風の通り道となり、心地よい空間を作っています。外から内へ人を惹きつける期待感膨らむ庭、室内から眺める自分だけの空間(庭)、昼と夜で別の顔を持った庭…住む人がイメージしやすいように、いろんなシーンを表現しました。

講評

エクステリアプランのイメージに合ったシックなプレゼン作品です。メインパースや部分パースのアングルやセレクト、タイトルやコメントのフォントやサイズ感、全てが作品イメージにマッチしていてバランスのよい美しい作品となっています。ライティングの表現を意識されての背景ブルーかと思いますが、2枚目の平面図・立面図が少し見づらいのが気になった点です。パースやコメントは平面図・立面図の完成イメージを共有するものなので平面図・立面図の配置や見せ方を更に工夫していただきたいです。素敵パースを1ページにまとめて詰め込み過ぎの印象を受けてしまった3枚目はもったいないと思いました。パースのサイズ感等見せ方も意識して是非2ページに分けてほしいところです。(福元 敬子)

優秀賞

老夫婦のやさい生活【静岡】中部建商株式会社 高田 昂

作品説明

田舎に住む老夫婦の生活を、プレゼンテーションにまとめた作品にしました。老夫婦互いの趣味を、一つ一つのパースに取り入れて、一つの物語にした作品となっております。

講評

プレゼンボードと異なり、接客を前提としたA3サイズプレゼンはお客様に作者の想いをどう伝えるかが大事な要件です。ストーリー性も良く、ワクワクする期待感を凄く感じさせる仕上がりです。図版レイアウトは少し実だくさんですが、お客様は喜ぶと思います。平面計画概要は最初に触れることで、全体がより分かり易くなります。(藤山 宏)

奨励賞

情景が浮かぶ家。【宮崎】株式会社サンホーム 土生 敦子

作品説明

木陰の中を歩くをイメージし、植栽に包まれるようなデザインを心掛けました。格子と植栽がどこか懐かしい情景を演じ、木陰と上空面の格子の陰が映り込んだアプローチをゆるやかに上がっていく心地よさに我が家に帰ってきたと安心感が生まれます。休日に家族で過ごす時間は、何気ない日常こそが幸せだと感じられる空間であり、そんな日常のワンシーンがふとした時に思い出される情景の一つとなって欲しいという想いを込めました。

講評

ゲートが印象的な雄大なイメージのエクステリアに合った素敵なプレゼン作品です。それぞれのパースのアングルもプランイメージとフィットしています。特に2ページ目の鳥瞰パースはとてもわかりやすく伝わる素敵なパースです。プランイメージに合った素敵なパース群をいかに流れよく、見やすくレイアウトするかですが、2~4ページを更にブラッシュアップしていただきたいのが「画面余白」です。2ページではパースを1つずつにして余白をデザイン、3ページは平面図、パースのサイズと余白のバランス、4ページはエリアの違うお庭を1ページずつに分けて表現することで、各ページが更に良い印象となり作品全体のクオリティーも更にアップすると思います。(福元 敬子)

奨励賞

海と共に四季を暮らす【岡山】株式会社清光園 河手 豊

作品説明

海に囲まれ、大地を感じる生活、自然体でいられる空間、癒やし、安らぎ、心の豊かさを取り戻す空間をデザイン。

講評

全体レイアウトのバランス感がいい感じです。俯瞰的な部分含めたライトアップは綺麗ですし、定点からの海のシーンパースは「海と共に四季を暮らす」空間への期待をより高めています。キャプションも簡潔に纏められていて分かり易いです。夏・秋のシーンは天井材の光だけでなく、海の色や植栽等含め変化も欲しいところです。(藤山 宏)

奨励賞

LINE【静岡】中部建商株式会社 福本 登夢

作品説明

特徴的なアプローチを通して先鋭化し、居住者はもちろん、訪れた人が記憶に残るようなデザインをしました。縦線や横線、斜線を用いた格子の構成によって空間をあいまいに間仕切りました。空間の広い狭いを格子に連続性を持たせ表しています。大人も思わず楽しくなるような場所を設け、家族や訪れた方と、この空間を楽しんでもらうよう作成しました。

講評

エクステリアプランに合った、タイトルのLINEのイメージも意識され素敵なプレゼン作品です。それぞれのパースもプランイメージが伝わるアングル&カットをセレクトされています。モノクロカットも効果的です。3枚目の平面図・立面図の扱いが少し気になります。モノクロパースとの組み合わせ、コメント内容などから、このページの意図は何かがわかりにくい印象を受けました。プレゼン時の平面図・立面図の配置や見せ方はとても重要なポイントになります。次の検討点としていただきたいです。ファサードエリアのパースのボリュームが多く少し間延びした印象を受けました。ガレージ奥のガーデンエリアのパースも数点プラスしてレイアウトすることで、全体の流れがよりよくなると思います。(福元 敬子)

奨励賞

グリーンスマイル コーヒー 沼津店【静岡】中部建商株式会社 筑木 泰三

作品説明

沼津市の郊外にある古民家をカフェにリノベーションする計画をしました。既存建物の梁を残し、外壁に木板を使用する等、木の温もりを残しつつ、正面は石調のタイルを貼り、モダンな建物に改修。周辺の環境に合う様、ナチュラルながらも、建物に合せスタイリッシュでカッコよく、お客様が特別な空間で、くつろぎの時間を楽しんで頂けるような、外構を設計しました。

講評

テーマ内容及び展開は上手くできています。ロゴが随所に見られ、少し多すぎる感はありますが、期待感は高まります。接客時に不在の方にも共有して頂くために、文字数が多いのは分かりますが、もう少し簡潔に纏める工夫も必要です。平面図の引出し部や寸法等はもっと簡略したり、ゾーン説明の方が見やすくなります。(藤山 宏)

奨励賞

AGE.31【愛媛】積水ハウス建設中国四国株式会社 丸口 元春

作品説明

建物やカーポート・塀等、動きの無いものを「変わらないもの」とし、緑や水、そして影という時と共に変化するものを「変わるもの」として、静と動のバランスや変化することへの柔軟性を表現しました。暗くなりがちな室内夜パースを、Twinmotionで補完しました。光の射し方・光が当たった時の質感・明暗差での奥行感を工夫しています。

講評

シンプルでスタイリッシュなエクステリアプランのイメージに合った素敵なプレゼン作品です。テーマを持たせ統一感ある画面レイアウトも斬新です。メインパース、部分パースのアングルもプラン内容・イメージがしっかり伝わるものになっています。洗練さたデザインがプレゼンにも反映され表現されています。ただ何かもう一つ足りない、何かもう一つプラスしてほしい、それはコンセプトにある「緑」ではないでしょうか。「緑」と共に暮らすプレゼンページをプラスすることで、プレゼンに柔らかな流れと彩がプラスされ、コンセプトにつながるように思います。(福元 敬子)

奨励賞

まちなみと調和する【岡山】積水ハウス株式会社 大矢野 優希

作品説明

よりリアルなパースとする為、石積みや下草はRIKCADで1つ1つ入力しました。周囲に圧迫感を与えないよう柔らかな印象となるよう植栽の選定や高さを調節しました。まちなみとの調和を忘れず、高級感と特別感を感じてもらえるように意識してプレゼンボードを仕上げました。

講評

プレゼン対象者がオーナー様と推察されるなか、A3-3枚で上手く纏められてます。購入予定者に対しても1~8の内容をコンパクトに纏められ、売りの部分も明確に伝わります。建物外観パースのアングルも良く、見せたい部分もしっかりと感じれます。現状街並みの補足説明が少しあれば、街並みとの調和部分が伝わり易いです。(藤山 宏)

優秀作品(二次審査通過)

魅力的なアプローチをつくる11のレシピ

有限会社シンセイ産業
中村 穂高【福岡】

北国のresort garden

株式会社エクステリアチバ
鈴木 留美【岩手】

Uchi Soto Living -繋がる空間-

ノビデザイン
桑原 斉美【広島】

動画コンテスト

動画大賞

pleasure【北海道】有限会社ビークリエイト 米田 由美子

作品説明

冬は氷点下が続く北の街でもみんなが楽しめるスノー&アイスキャンドルで。緑のシーズンは花とバードウォッチング。普通の毎日を笑顔と癒しで過ごせますように、そんな場所をご提案する動画にしてみました。季節の空気感を出す事、3D植栽の配置(2Dは不使用)。

講評

音楽に合わせてゆったりと始まり、門扉が開いてお庭に出迎えられるシーンでぐっと引き込まれました!全体的に直接的な描写を抑えて、短い抽象的なシーンを多用する事で、観る人がこのお庭で様々な時間や季節を過ごしているような感覚になる、とても考えられたカット割りです。最後、車が迫ってきて真っ暗になった瞬間に文字アニメーションが入って終わると、メッセージ性がさらに強くなってより素敵な作品になりそうな予感がしました。終始ワクワクする仕上がり、まさに大賞にふさわしい作品です!(吉村 公良)

優秀賞

灯り【山口】有限会社エクステリアの森 三好 俊典

作品説明

灯りを見て楽しめる空間をイメージしました。BGMに合わせて疾走感は特に意識したのでカメラアングル、秒数はこだわりました。カット割りがかなり多くなったので編集は大変でした。一番苦労したのは光源の調整です。動画の場合は強度を上げすぎると光のちらつきが発生します。しかも動画をレンダリングした後じゃないと解らないので失敗の回数が凄かったです。

講評

激しい音楽にあわせた完璧なカット割り、まるでミュージックビデオのような構成が効果的で、さすが!という作品です。全体的にシーンをどんどん見せるカットが多いので、これがストーリーとして練り込んで構成されてくると更に印象的な動画になると想像でき今後も楽しみです。また、驚きなのは細部の詳細な作り込みです。光の見せ方も抜群で、とても綺麗で見栄えのする印象的なシーンが多かったです。(吉村 公良)

優秀賞

猫と花火【東京】新町 尚子

作品説明

家庭の庭先でワクワクするシチュエーションを題材にしました。動画と静止画をつなぎ合わせた花火のモーションには苦労しました。猫のキュートな動き(描写の切り取り)にも注目して欲しいです。独自にモーション技術の使用項目を設定し工夫を凝らし、小さなエリアの中で存分に楽しみながら製作しました。前半は遊び、後半はプレゼンの動画構成。ハートフルな印象になるよう心掛けました。

講評

猫ちゃんと花火が特に印象的ですが、お庭の見せ方も素敵で、まさにハートフルな作品です!お庭だけのシーンが続くのではなく、急に猫ちゃん目線での動きが入ったり、花火が打ち上げられたりとシーンにメリハリがあり、見る者を飽きさせない工夫(と苦労!)が活きている素晴らしい作品です。シーンの繋ぎがより自然に繋がるよう編集した作品も見てみたいとおもいました。(吉村 公良)

奨励賞

SCENES【東京】ヒューマンヤード株式会社 奥 伸浩

作品説明

郊外型住宅のゾーニングにおける、普遍的なアウトドアスペースの提案。かつて標準的にあった三世代が同居し、友人達が集う「庭」。その「庭」を取り込んだ生活スタイルを、もう一度取り戻す。

講評

モノトーンから始まり、徐々に色づいていく演出が、期待を高めてくれます!そして庭の様々な過ごし方をうまく表現されている作品です。一部、カメラが止まった状態から動き出す表現を取り入れた意図を聞いてみたいですし、今回と異なるカメラの動きを取り入れることで新しい演出や仕上げの発見もあるとおもいますので、次回チャレンジした作品を楽しみにしています!(吉村 公良)

奨励賞

海と共に暮らす【岡山】株式会社清光園 河手 豊

作品説明

海と音、大地を感じる生活が心を豊かにさせてくれる。時を忘れさせてくれる空間。五感をふるわせる空間へ。

講評

音楽とカメラワークで疾走感を感じさせつつ、非日常でラグジュアリーな空間を演出するというテクニックは海外ドラマのワンシーンのようでした!そうかと思えば、突然バックでの車庫入れ!などユニークで提案としても実用的な表現だとおもいました。ウォークスルーやズーム、パンなどをより意識したカメラワークで作成した作品も見たいですね。(吉村 公良)