徹底的なweb解析&分析でトレンドを予測しイチ早い情報発信

愛知県内に3店舗、展開している「D’s Garden」 「D’s Garden」のブランド化は8年前に遡る。「ブランド力」を育てるショップ展開・販促物を徹底して追求したからこそ、今のスタイルが確立されたその秘訣を代表取締役の大村英氏にお伺いしました。

RIK
 今、展示場兼ショップを3件運営されてるんですよね。集客方法としては他に何をされてるんですか? 
大村
集客方法のメインは新聞折込と住宅フリーペーパーへ広告掲載を年五回しています。春と秋は3店舗合計で40万部出ていますね。販促費は売上の2~3%ほどでしょうか。 
RIK
弊社の施工店検索サイト・ガーデンプラットをフル活用されていますよね。web分析などされていますか? 
大村
施工例を沢山アップするのは勿論、アップする曜日を考慮して情報公開をしています。googleアナリティクスで分析し検索キーワードが多いものを考慮して、1ページ、1ページを強くするためのキーワードの集約など行っています。
web解析は毎朝の日課ですね。常に解析をチェックする事で些細な変化も見逃さず、新しい対策が見えてきます。「アツいキーワード」を見つけて、そのワードに合わせた施工例を選定したり、パーマリンクを設定したりと工夫を凝らします。
RIK
自社のサイトにも強いコダワリがありそうですが…? 
大村
自社のwebサイトは営業色が強すぎないサイトを目指しました。 お客様が知りたい情報が増えればそれがSEOに繋がると思っています。作りっぱなしでは意味ないので、毎日チェックは欠かせません。大事なビジネスチャンスですから。 
RIK
なるほど。ところでD’s gardenでは営業とプランナー、それぞれ分業なんでしょうか?
大村
いえ、うちの場合は営業マンもCAD作図・プランニングができるように教育します。もちろん、進捗状況やデザイン性に応じて営業マン、設計者が担当する案件をわけて効率良くはしていますが。今後のテーマは「決定率」だと思うんです。
コアなお客様が集まるような店舗運営を目指していきたいな、と。 3店舗、運営しているからこそ1つの店舗を特化した店に練り上げることが出来るのが強みではないか、と思うんです。ターゲット層を絞りたいというか。何でもかんでも集客すればいいとは思えないし、D’s Gardenと合うお客様に来てほしい。お客様の要望を叶えるのが我々の仕事ですが、イエスマンの営業ではいけないと思います。お客様が望んでいるものと、うちが提案したいものが離れすぎててもいけない。短期的にものを売るなら何でも契約ととって、ロボットのような営業マンでもいいかもしれないですけど、長い目で見たら個性豊かな営業マンがD’s Gardenのカラーを作っていくと思います。 
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RIK
全員でブランディングしていくということですね。 D’s Gardenをブランド化するにあたって苦労した点などありますか? 
大村
実はD’s gardenをブランドとして起こす前に、「大和企画」として出店した店舗が「安売り」イメージがついてしまって失敗したんです。その失敗から「ブランド力」を育てるショップ展開・販促物を徹底して追求したからこそ、今のスタイルが確立されたと思います。目先の売上を追う事より先々のことを見越しての動向があるからこそ、現在の高い利率がある、と。
ブランドの土台はしっかりとしてきたと思います。 ブランドだけが良くても駄目だし、スタッフだけ良くても駄目だし、その絶妙なバランスこそがD’s Gardenブランドの土台となり力となっていると思います。 
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■大和企画株式会社 D’s Garden(愛知)■
住所:愛知県名古屋市中川区小本本町3-119
電話:052-352-6282
公式サイト:http://www.dsgarden.jp/