“ニュアンスカラー”のバラで初夏のガーデンがあか抜ける

家にお庭があるなら素敵な花を植えてみたい…と思うのが女ゴコロ。中でもゴージャスで美しいバラはその姿を見るだけでうっとりさせてくれます。今年もバラが見頃を迎える時期になりました。桜が終わって新緑のこの季節~初夏にかけてがバラの開花時期ですね。

バラといえば2万種以上あるといわれていてとにかく色や形が様々です。一般的に想像するバラの色は赤やピンク黄色や白ですよね。特にピンク系のバラのイメージが強いです。そんなバラにもトレンドカラーがあって、最近は「ニュアンスカラー」のバラの人気が上昇中なんだとか。このニュアンスカラー、最近はヘアカラーやファッション、インテリアなどでもよく聞きます。原色やビビッドカラーといったはっきりした色ではなく、何色であると言い切れない微妙な色合いのこと。言葉としては柔らかさや自然さを表現する時に使われています。

人気急上昇中のニュアンスカラーのバラたち

グレーがかったピンクが大人可愛い『アッシュ・ウエンズデー』。グレーがかったピンクのあと、ラベンダーのような色に変化していくんだとか!なんとも言えないオシャレな雰囲気のバラです。こちらは一季咲きなので春のみ花が咲きます。
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みっちり詰まった花びらが印象的!まるで木星の渦のように見えることから『カラー・オブ・ジュピター』と名づけられたこちらのバラ。ライトブラウンからグレーに退色する花色だそうです。枝も赤味が入っていて美しいんだとか。しかもこちらは四季咲。地域によっては冬でも楽しめる品種。
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出典:バラの家

 

オールドローズのようなクラシカルな姿が優美な『コンスタンツェ・モーツァルト』。グレーピンクのやさしい色あいの中大輪で咲きます。夏の暑さにも耐えよく育つ、栽培しやすい品種だそうです。モーツァルト夫人の生誕250周年にちなんでこの名前。こちらも四季咲です。constanze_mozart
出典:大神ファーム
淡いアプリコットピンクがめちゃくちゃ可愛い雰囲気の『メロウ』。爽やかな透明感のある、とても強いフルーツのような香りがするんだそうです!嗅いでみたい!低農薬での栽培が可能で、四季咲き性の木立で、花付きは良好。栽培初心者の方にオススメの品種。こちらも四季咲です。
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出典:smileytail

グリーンがかったホワイトに花の芯が淡いピンク。スィートなかわいらしさと可憐さが目を引く『パシュミナ』。コロコロと咲く姿が愛らしく、株も小さいので育てやすい品種。四季咲です。
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出典:大神ファーム

もっとも青に近いバラといわれている「ブルーグラビティ」。バラは濃い青色がなかなか品種改良でもでないそうです。その中でもこのブルーグラビティはもっとも青色がでている品種。美しく気品漂う青色がとても素敵です。

ニュアンスカラーだと派手になりすぎない、垢抜け感

バラというとゴージャスすぎる!ハデ!なイメージが強いかもしれませんがニュアンスカラーでオシャレな品種もたくさんあるんです。ぜひ、アカ抜けた素敵なガーデンの提案にいかがでしょうか?