消費者のインドアグリーンの嗜好はよりマニアックな方向になるかも?

大原種苗株式会社による関西の一大園芸商談会「大原ビッグフェスティバル」のレポートがガーデンセンターに記載されていました。出展者数200社、アイテム数5万点以上!雑貨系商品などオシャレなアイテムを扱うメーカー出展が多い展示会でもあるようです。

インドアグリーンブームの近年、昨年から人気が高まっているハーバリウム(植物標本)や、流木やドライフラワーなど部屋で楽しめるアイテムも以前人気を集めていたよう。ハーバリウムは特殊な液さえ用意すれば自分でも作れるとあって、ハンドメイド教室やワークショップでも人気を集めています。置くだけで部屋が明るく彩られ、オシャレな雰囲気に。生花と違い水を変える必要がない上に、好きな瓶に詰めることができるので好きなサイズで作れて壁などにかけられるので置く場所を選ばないのもポイント高いですよね。

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流木は海に流れ込んだ樹木が海岸に漂着物として打ち上げられたもの。波に揉まれてつるつるすべすべになっているのが特長。大きなものから小さなものまで販売されており様々なアレンジができる上に、インテリアに取り入れるとシャビーな風合いやナチュラルな雰囲が出せるので、アクアリウムだけではなくインテリア雑貨として取り入れるのが流行中です。ハンズなどの販売店や、雑貨屋でも販売されており手に入れやすいのも魅力です。流木はエアプランツとの相性抜群。取り入れると自然かつ古材感がでてなんともいえない雰囲気をだしてくれます。
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ドライフラワーというと「アメリカンカントリー」なイメージが強いものでしたが、最近は北欧テイストやWAREハウステイストにも合う様々なドライフラワーが販売されています。特にユーカリやレモンリーフなどの葉っぱや、白樺の枝などのドライフラワーの人気が高いです。プリザーブドや生花のような鮮やかさはないけれど優しく淡い色合いが持ち味のドライフラワー。ナチュラルな部屋にもモダンな部屋にも合う汎用性の高さも人気の秘訣。
画像出典元:photohito 怪盗ドラパンさんの投稿

インドアでも楽しめる植物の中でも長蛇の列になり、ひときわ人気を集めていたらしいのが…塊根植物!これまでは一部の愛好家のジャンル、という感じだった塊根植物は20代~40代を中心に人気が高まってきており、エンドユーザーの要望で品揃えする店舗も増えてきているそう!塊根植物とは多肉植物の仲間で、木質化した太い根な幹を持つ植物の総称。貯水タンクのように水を貯めることができ、原産地(アフリカなど)の長期の干ばつに耐える性質を持っています。確かに個性的でぽってりとした愛らしいフォルムが特長!だけど、どこかモダンな印象も受けますね。愛好家が増えるのもわかる気がします。

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エアプランツが大好きな私が気になったのはこちらのチランジア。徐々に屋外で成長させることによって真っ赤に紅葉したチランジア。うぉーー可愛いーー。可愛すぎるーー!エアプランツは緑やシルバー系の色がメインなので、赤いのはとてもめずらしいですね。良いアクセントになりそうです。他のエアプランツ同様、どこでも買えるように流通してくれると嬉しいな~~。

画像出典元:ガーデンセンター10月号

消費者がもっともーっとインドアで植物や自然との触れ合いを楽しめる、様々なグリーンやアイテムが登場しそうなので今後のインドアグリーンの傾向も楽しみですね~。