プロが教える、外構・エクステリアの設計ポイント【照明編】


エクステリアや外構を設計・デザインするときに押さえておきたいポイントを解説します!(2019年2月に開催されたNexellセミナー”建築を設計する時におさえておきたい庭・外構のポイント”より一部を抜粋。講師はおうちまわりデザイン・E&Gアカデミー講師 福元敬子氏)

外周りの照明用の屋外コンセントがガーデンやガレージのあたりにセットされている場合が多いです。
もし、家の中から外部の照明のスイッチを入り切りを希望する場合は外部の照明計画を住宅の設計の時に決めておかないといけません。お客様はいざ生活がはじまると「家の中からオンオフできない!」と気づいてがっかりされるパターンも多いです

その場合、玄関ドアを開けてすぐのところに外部の電源スイッチを備え付ける場合もありますが、それでも一度はドアを開けて半身を外に出さないといけないので少し面倒かと思います…。外部の照明計画は先の計画が必要なことですので施主へのヒアリングがとても重要なんです!

建物に照明を設置して植栽を上から照らしたい場合も建築の設計の時に検討しないといけません。建物に照明が取り付けてある時にたまにあるのが、設置するカーポートの高さよりも高い位置に照明が取り付けられている例です。カーポートの屋根の上にライトがきてしまい、肝心のライトの明るさがカーポートの屋根に遮られて薄暗い感じになってしまうと、もったいないですよね。

その場合は配線をのばして屋根の下に設置しなおしたりすることになるのですが、配線が見えてしまい見栄えもよくないのでカーポートの高さなどの考慮も必要です。

近年、エクステリアの主力メーカーはガーデンライト・照明にとても力を入れています。たくさんの種類が出そろっており様々なシーンに合わせた照明計画が可能です。

画像引用元:LIXIL 美彩

また、最近はアウトドアガーデンがブームになってきています。ナイトガーデンを過ごすのに、外部照明・ガーデンライトは欠かせないものです。そこで重要なのが家の中の光。家の中の照明を全部オフにすると暗くなりすぎるし、お手洗いや入用で室内に入る時に何かと不便。かといって煌々と照明をつけたままだと外へ明るさが漏れてナイトガーデンの雰囲気が台無しに…。室内の照明の照度をコントロールできるとより一層ナイトガーデンで過ごすのが快適で楽しくなります

画像引用元:LEDIUS


◆エクステリアの照明・ライティングのニーズが高まっている

◆門灯以外にも屋外照明用として室内で入り切り出来るスイッチが必要

◆建物外壁に取付の照明器具や屋外コンセント位置は外構計画を考慮する

◆ナイトガーデンを楽しむためには室内の照明器具に照度調整機能が必要