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リックパースコンテスト2021 受賞作品

リックパースコンテスト2021受賞作品

概要

2021年1月、第11回目となる「リックパースコンテスト2021」を開催。今回も全国のRIKCADユーザーおよびRIK製品をご利用頂いている皆様から数々の力作をご応募いただきました。お忙しい中、非常に多くのご応募を頂き、誠にありがとうございました。
リックパースコンテストはエクステリアパースの品質を競う場であると同時に、「RIKCADパースマイスター」を認定するコンテストでもあります。
今回もRIKCADを駆使し、パースの美しさはもちろん、施主への提案を前提とした表現(生活空間とのつながりを重視した表現、現場写真との合成パース等)、CADだからこそ可能な表現・テクニックを競っていただきました。
また今回からの新しい挑戦として、プレゼン動画によるさらなる表現力の向上をテーマに、動画部門を新設しております。(最新バージョンRIKCAD10とTwinmotionのコラボを記念し、Epic Games(エピックゲームズ社)が特別審査員として、Twinmotionを使った作品を審査)
二次審査まで弊社内で審査し、その後審査員による最終審査を行いました。当作品集では二次審査通過作品(優秀作品)から各賞受賞作品まで掲載いたしております。
ぜひ、想いの詰まった個性豊かな作品の数々を、じっくりご覧いただき、今後の参考にしていただければ幸いです。

※ 今回はエクステリア賞(大賞)、和風賞(大賞)、オーバー60賞の該当作品はなしという結果となりました。

総合大賞 グランプリ

Emporium

【山口】有限会社エクステリアの森 三好 俊典

講評

水辺のある中庭空間を表現した作品ですが、自然光の明るい部分から、徐々にライティングされた室内空間の落ち着いた明るさへと自然に表現されています。建築物のシャープなラインと曲線を描く水辺のステップやデッキ通路の対比が美しい作品です。細部までよく作り込まれており、作者の高いスキルを感じます。(古橋 宜昌)

受賞者コメント

水辺に立ち並ぶ建物たち。開放感のある屋内カフェ、少しうす暗いオープンバー、思わず歩きたくなるような曲線の階段や木造の架け橋。自然を感じられ、いろんな場所に移動したくなるような街並みを表現しました。

ガーデン賞(大賞)

日常【東京】 漆畑 真知子

講評

室内と室外の明度差のバランスが絶妙で素敵です。夕景の神秘性やロマンチックなイメージが演出できています。近景の左手の観葉植物と、中央の書籍、右手のパソコン画面や植物の葉を真っ黒にしているところと、その明るい背景のコントラストが構図を引き締めていて、遠近感を強調しています。(松下 高弘)

受賞者コメント

ある日の夕暮れの一場面です。日常を切り取ったような生活感や家族が居る気配が感じられるよう物の配置に気を配りました。また内と外に繋がりを持たせる為、庭と内装で同じ素材を使い、色を揃え、室内にも植物を多く置きました。部屋に差し込む夕日の角度と色、奥行を感じるよう場所に合わせたメリハリのある明るさの調整に試行錯誤を重ねました。

ライティング賞(大賞)

心地よい庭【大阪】株式会社リーフ 藤木 有佳

講評

夕食までのひと時、夕食後は癒しのアウトドアリビング空間へ。こんな素敵な庭空間があればステイホームの辛抱も苦にならなず楽しく過ごせますね。セットされたファニチャー、クッション、ラグ、小物などの表現が細部まで拘りぬかれていて感動しました。特にクッションやラグのテキスタイルなどは「凄い」コーディネートセンスも素晴らしいです。(福元 敬子)

受賞者コメント

夕暮れの庭を表現しました。オリジナルで取り入れたクッションや使用しているテキスタイルの素材の調整が難しく、何度もレンダリングを繰り返して調整しました。太陽光のカラーを暖色にして、全体的に暖かみのある雰囲気にしています。

ランドスケープ賞(大賞)

雪の街並み【京都】 若本 真由美

講評

写真のようなリアル感というよりは絵画のような美しい作品に魅了されました。街全体の雰囲気、街灯や建物室内の優しい明かり、雪積もる道路に表現されたタイヤの跡などから、この街に暮らす人々の気配が感じられ想像をかきたてられる作品です。(福元 敬子)

受賞者コメント

白と黒とオレンジ、雪と街並みと明かり、3色を基調に冬の街並みを表現しました。

実物件パース賞(大賞)

人々と自然が調和する中庭空間【岡山】積水ハウス株式会社 酒井 加奈子

講評

ローアングルからの構図ですが、樹木等の関係からするとベストではと推察されます。絵面的にはハードの直線とナチュラルな樹木が融合された良い雰囲気の空間といえます。光と影の調整に苦労されたとのことですが、現場は陰影が目立ちすぎる傾向があり、パース位の広がり感が個人的には好きです。(藤山 宏)

受賞者コメント

昨年応募させて頂いた空間のパースです。昨年は竣工前で建設過程で現場をイメージパースに近づけていったのですが、今回は竣工した実際の現場写真にパースを近づけました。一番苦労したのが光と影の調整です。実際の現場と同じ位置に照明を配置してスポットライトの光の向きや強さを何度も調整しながら作成しました。夜の幻想的な表情を見せてくれる空間となりました。

ファンタジー賞(大賞)

夏の廃線【千葉】 熊澤 潤

講評

砂利敷きの地面に、錆などで汚れたコンクリートの枕木と錆びたレールがリアルです。こんなリアルな情景が海に沈んでいく世界は、まさにファンタジック!!赤い服の女の子と座ったワンコがさりげなく可愛らしかったです。桟橋をプラットホームとかけている発想がGOOD!!(松下 高弘)

受賞者コメント

海原の中にある廃線です。講座で習ったことを活かして、パーツをひとつひとつ作ってみました。廃線の物寂しさと夏の爽やかさの対比、それから「この先に何があるんだろう」という少女の好奇心の表現に挑戦しました。リアルな風景に近づけるため、線路のパーツは実際のサイズ・形状を摸しています。廃線の朽ちた雰囲気を出すのに苦労しました。

プレゼンボード賞(大賞)

Nostalgic Cafe~中と外をつなぐ光のテラス~【岡山】積水ハウス株式会社 八代 桂

講評

プレゼンボードをこの様に作成できれば「理想的」と思わせる作品です。断面図風のパースが作者の意図した事を見事に表現しています。パースのカット割りも的確で、お客様が見たいところをうまく見せています。プレゼンボード全体を引き締める「夜のパース」の面的割合が絶妙です。(赤坂 泰一)

受賞者コメント

緑豊かな外構を温もりのある木調のテラスをアクセントとして仕上げました。中と外との繋がりを説明するために断面図を作りました。アプローチのタイルの間からのぞく芝生を立体的に見せるように工夫しました。

優秀賞

坂の上のCafe【岡山】Office AA 豊田 明淑

作品説明

旅先での夕べを作成しつつ、最終調整でアングルや背景に悩んでの追加作品です。もともとは、小さな三角地帯に建っている、階段とポーチに植木鉢がたくさんあるような建物を作成しようと思っていました。工夫した点は、屋上にもテラスガーデンがあるような雰囲気にしたところです。苦労した点は、馬や牛が通っていてもおかしくないような、オールドタウンのテイストを少し入れたかったのですが、難しかったです。

講評

旅先で実際にありそうな裏路地のワンシーンを見事に表現されています。急勾配の複雑な地形設定にも関わらず、階段脇のテラス空間や、中央の建物に対するエントランスの納まりなど、見れば見る程、作品に込められた作者の強いこだわりが伝わってきます。(古橋 宜昌)

遠くから聴こえる音色に誘われて【千葉】スペースガーデニング株式会社 鈴木 晶子

作品説明

静かな時間にピアノの音色を聴きながらゆったりと過ごす休日。誰もが集える広場に一台のピアノがあったら楽しいだろうな…。そんな発想から作りました。ピアノと背景の水の流れが強調されるように屋根の影を意識して、太陽の位置と角度を調整しました。子供が蹴った小石が水辺に落ちて波紋が広がる様子をイメージし、波紋は自然に見えるように波の高さや太さなどを調整しました。

講評

ダイナミックな天井スラブと大きな水盤で上下をおさえ、そこを貫くように配植された高木のバランスがこの作品の構図のポイントとなっています。メインのピアノの存在感を強調するように設けられた大きな壁泉が高木との対比で空間のバランスを整えています。流れ落ちる水音やピアノの調べが今にも聞こえて来そうです。水面の波紋にも物語がありとても自然に表現されています。(古橋 宜昌)

植物Bar【兵庫】株式会社グリーンテリア 野中 めぐみ

作品説明

あふれるように植栽を取り入れたバーの静かな夜の様子。落ち着きのある寛ぎの場の空気感が漂うようなパースを目指しました。手前の緑を感じつつ奥のテーブルの楽しげな雰囲気が伝わるよう、植栽の配置とアングル、明るさの調整に最後まで悩みました。

講評

スローシャッターで撮られた写真の様に、スタッフがボケて動的な感じを演出しているのが素敵です。また、パンフォーカスで隅々まではっきりとし引き締まった画が、夜のお店の雰囲気を格好よく表現しています。植栽の種類の選び方、ボリューム感も絶妙です。(赤坂 泰一)

Small Garden【千葉】スペースガーデニング株式会社 時友 達人

作品説明

開放的な窓を持つリビングと庭のライティングパースです。奥行感を出すため階段付近をデフォルトサイズとして、庭奥の扉付近を0.8倍に、手前リビング内の家具と犬2匹は1.5倍にサイズアップして遠近感を表現しています。

講評

屋内と屋外、どちらかがメインではなく共に同じ位の存在感で共存する空間の表現が見事です。遠近感をより強調する様な作者の工夫も素晴らしいですが、屋内と屋外での照明の使い方とその効果が光の強弱と影により見事に表現されています。(古橋 宜昌)

うちとそと つながる庭【神奈川】エクステリア&ガーデン設計室coniwa 藤﨑 香奈子

作品説明

ガーデンテラス、ガーデンルーム、リビングがシームレスにつながり、うちからそとへと暮らしが広がる空間です。その日の気分によって、昼も夜もお気に入りの場所でくつろげるようなガーデンをイメージしています。ラインを強調したシャープなデザインですが、植栽とライティングで温かみをプラスし、リラックスした雰囲気が伝わるように工夫しました。

講評

シンプルな作品ですが、背後の住宅の窓に灯を入れず、灯を入れたところに目が行くように、うまく表現しています。灯の強さも適度で、落ち着きがあります。テーブルやテラスに置かれた小物も必要最低限にすて、とてもスッキリとした風景に好感が持てます。(赤坂 泰一)

夕暮れを愉しむ庭【千葉】スペースガーデニング株式会社 唐澤 みどり

作品説明

高台にある景石と小石、タイルのテラスに落葉樹を植栽した庭から、眼下に広がる夕暮れの景色をゆったりと望む。そんなひとときを表現しました。ハードなイメージの空間にやわらかな光が感じられるよう、太陽光はやや明るめに設定。カメラの焦点をバイオエタノール暖炉近くに合せて、凛とした空気感の中にストーブの炎の暖かみを際立たせるよう工夫しました。

講評

一日の終りをゆっくりと楽しむことができるテラス空間が見事に表現されています。必要以上の色は極力控えローテーブルの上に置かれたランタンのオレンジが、まもなく訪れようとしている闇との対比で際立っています。しっとりとした大人の空間が感じられます。(古橋 宜昌)

Lakeside dusk【福井】スリービー工業株式会社 西川 美希

作品説明

湖畔に沈む夕日をゆったり眺めながら過ごす水辺の別荘をイメージして作りました。 光と空気感を感じられるよう色彩にこだわりました。

講評

稜線に沈む夕日を遠景とし、中景の湖、近景の樹木や建物内部に至る遠近感含め、光の演出が効果的な作品といえます。シンプルな立水栓周辺や内部の明るさ加減もほどよい感じで、五角形のぼかしも色彩的には効果的です。湖畔の別荘で夕日を眺めて過ごすという作者の拘った光と空気感が伝わってきます。(藤山 宏)

ドライフラワーと観葉植物とカフェ【静岡】中部建商株式会社 高柳 奈々

作品説明

天井から吊るしたドライフラワーを主役に、様々な緑が楽しめる 趣味が詰まった空間をイメージして作成しました。

講評

光が直接当たらない部分の落ち着いた感じの表現が素晴らしいです。実際には、室内の照明がなければもっと暗い感じになると思いますが、明るさを良い塩梅にしているところが見事です。天井から吊るされたドライフラワーの圧倒的な量感・質感に目が行きそうですが、大きな窓からの明るさで相殺されまとまりのある風景を表現しています。(赤坂 泰一)

Snowy night gate【千葉】株式会社日立リアルエステートパートナーズ 佐々木 千穂

作品説明

雪の夜、門の外から家を眺めるだけで温かいお部屋が想像できるように。雪の音が聞こえてきそうな(私の中では地面に落ちる雪は金属音で、微かなリリーン・リーンという感じ)美しく儚い雪を表現したかった。壁オブジェクトで作ったGateは作り上げた時喜びに。1つずつパーツを組み立てた雪だるまは作り上げた時笑顔に。色々な雪の結晶を描く作業はとても楽しかった。

講評

シンメトリーな角柱の扉を半開きにした雪の夜の構図、暖かい部屋への導入さえ感じさせます。樹木の微妙な葉色の違いや雪の舞い落ちる空と同化させることで、より背景効果がアップしています。さまざまなの雪の結晶から、雪だるま含めた光の演出等に作者の高いスキルを感じさせる作品といえます。(藤山 宏)

朝日を浴びて【大阪】株式会社リーフ 藤木 有佳

作品説明

海の近くにあるカリフォルニアスタイルのおうち。朝日を浴びながら気持ちよく、デッキテラスでモーニング。そんなシーンをイメージして作成しました。全体の配色や、クッションのバランスが難しく特にクッションの角度は何度も調整を行いました。光の加減にも苦戦し、暗すぎず明るすぎず光と影のコントラストが程良く出るように太陽光を設定しました。

講評

「完成予想図のパース」から「暮らしをイメージできる説得力あるパース」ガーデン空間の設計・デザインにプラス、ファニチャーやファブリック、サーフボードや植物、小物などのコーディネート力とテクスチャーの表現力のスキルも必要になります。この作品は憧れの暮らしのワンシーンを高いスキルで素敵に表現されています。(福元 敬子)

日常生活の憩いのひととき【島根】株式会社タケダ造園 中尾 夏海

作品説明

日常の中にあるくつろげる空間をイメージして作りました。ライトアップの演出がありつつも、自然を楽しめるようにあえて奥は光を抑えました。

講評

遠景の樹木と、手目の樹木や植物のライティングのコントラストが見事に表現できています。実際の夜景は、もっと暗くなるのですが、全体の情景がわかる範囲の明るさで表現しているところが上手です。右側の小川は照明などのハレーションで、もう少しキラッと光っているのも、おもむきがあるように感じました。(松下 高弘)

蜂蜜色の石造りのガーデン【神奈川】株式会社ワイドアルミ 四元 摩野

作品説明

やわらかい光と花々が調和する石造りのガーデンを表現いたしました。黄色系の色の石でまとめ全体に統一感を持たせましたが、石のテクスチャを細かく調整し、単調にならないよう気を配りました。

講評

曇天の柔らかい光の情景描写が、何か不思議な世界を感じました。左手近景のテーブル、イス、ワインボトルなどや黒いフレームの庇?がインパクトがあることで、柔らかい世界と比較され、柔らかい効果が演出できています。右下部分に右手近景の樹木の影を、やんわり落とすと石の門や、その向こうの遠景の明るさが、もっと強調されそうです。(松下 高弘)

昼下がりの秘密のリゾート【福井】スリービー工業株式会社 櫻井 奏子

作品説明

行ってみたいリゾートを想像して作りました。心地の良い風と少し暑い気温が感じらるように仕上げました。欄間の影が映えるように工夫しました。

講評

セレブな高級リゾートホテルで夢のバカンス。パンフレットの1ページを見ているようで妄想がとまりません。作者が工夫した欄間の影、熱帯植物の眩しいくらいのグリーンが南国の強い日差しを見事に表現されリゾートの雰囲気を盛り上げています。私ならどこで寛ごうか!間取りも見てみたい。(福元 敬子)

人が集い、緑あふれるコモンスペース【岡山】積水ハウス株式会社 酒井 加奈子

作品説明

昼も夜も入居者が一息つけるような集合住宅のコモンスペースを表現しました。帰ってきた入居者の目を引くアイストップとして正面に高木を配置し、その周りを色彩豊かな植栽としました。また、メリハリをつけるため前景の植栽を光らせ手前と奥の奥行き感を表現しました。

講評

土間高含め構図処理が上手くなされており、単なるアイポイントというよりビスタ的手法さえ感じられる正面高木等の配植です。樹木の高さや葉の形状からカラーリーフ等にも細かい拘りが感じられ、壁面に対しての緑量感とほどよい抜け感も感じられ、上質なコモンスペースといえます。(藤山 宏)

癒しの緑を囲む集合住宅【岡山】積水ハウス株式会社 八代 桂

作品説明

4棟の集合住宅に囲まれた中庭です。温かみのある雰囲気を出すため、光の入れ方を調節しました。いろいろな素材を使っているので、お互いが調和するようにしました。

講評

パーゴラを中心とした集合住宅で、各住宅の窓に灯がともり生活感があり、暖かい雰囲気の風景を創り出しています。実際の写真と比較して、灯の具合が大変よく再現されて素晴らしいです。月あかりはいらなかったかなと思ってしまいます。(赤坂 泰一)

光をまとった夜の石庭【滋賀】Camomille 井上 周子

作品説明

3年前に携わっていた現場で、シティホテルのエントランスガーデンです。遠方の為、永らく仕上がりを確認することが出来ませんでしたがやっと自分の目で見る事が出来ました。凛とした空気感漂う素敵な空間で職人さんに感謝・感謝!!!この素敵さをリアルにCADパースで表現したいと思いエントリーしました。光の色と量、石の形・ボリューム・配置等出来る限り実物に近づけるようにしました。

講評

陰影のコントラストは違うものの松のライティングや縦格子の建具の向こうの助具合は見事に表現されています。地面の砂利の表現はパースの方がリアルに感じますし、景石の形や色の具合が、よくここまでできたものかと関心しています。3年間も現場に携わっているからこそ、形状のみでなく情景も雰囲気よく表現できているでしょうか?(松下 高弘)

蛍のいる実家へ里帰り【栃木】株式会社アルファテック 倉持 由美

作品説明

自粛でお盆に帰れなかった田舎の実家。広い庭の隅にテントを張り、たくさん集まってくる蛍を家族とひっそりナイトキャンプしながら鑑賞する楽しみをCADでイメージしました。逆光にしフォトショップでシャドウ調整をしたのですが、夜と蛍の光のイメージを壊さないようにするのが難しく何度も調整を行いました。その後ピカサで色温度の設定とレタッチで調整し幻想的な空間を演出。田舎に行けなかった思いを馳せました。

講評

まさに、本当に蛍が乱舞している幻想的なシーンが表現できている作品といえます。左手前の明るさと右手前の護岸石は広いお庭の奥行感を演出し、水面の微妙な色の変化と芝生の水平ラインは敷地の段差という立体感も演出しています。ナイトキャンプのテントはテーマ性としても効果的と思われます。(藤山 宏)

SKYLINE【愛媛】積和建設四国株式会社 丸口 元春

作品説明

建築屋根とカーポートの一体感を表現するために、パースアングルや全体の構図、フレーミングの形状を工夫しました。日々の業務の中で同様のクオリティーが出せるようにRIKCADのみで作成することを心掛けています。

講評

プレゼンシートとしての色使いやレイアウトについてはセンスの良さを感じます。建築では平面図は上が北になるのは問題ないのですが、ファサードの説明になるので、パースと平面図を見ながら理解することを考えると、図面は北を下にした方がクライアントには分かりやすと思いました。夜景と昼間のパースの構図の微妙な違いや表現が上手ですね。日々の業務に役立つようRIKCADのみで作成する姿勢が好きです!(松下 高弘)

奨励賞

-庭の眺め-【広島】ノビデザイン 桑原 斉美

作品説明

ただ庭を眺める・庭を見ながら寛げる空間を造ってみました。室内装飾は彩度を落とし、フローリングの艶などを調節、見せたい部分はライティングや、差し込む光で明暗を出しました。庭は室内より数段明るく、太陽の光と樹木の影の入り方を調節し、室内から庭、借景の田園風景へと緑が続き、奥行きを感じられるアングルにしました。

木々達の出迎え【福岡】積和建設九州株式会社 川野 弥紗

作品説明

仕事帰り、ゲートを抜けるともうすぐ家という安堵感。アプローチ沿いの木々達が優しく見守ってくれていて温かい森の中に誘ってくれているようでさらに安心感を与えてくれています。

露天風呂から眺める秋景色【静岡】ハマニグリーンパーク有限会社 尾上 安寿佳

作品説明

コロナで旅行ができないので、旅行気分を味わおうと温泉をテーマに仕上げました。温泉から眺める和風庭園を幻想的なものにしようとライティングにも挑戦してみました。特にこだわった点は、すかし窓から見える竹藪です。暗闇の中そこだけ竹が浮かび上がって見えることで幻想的な演出ができないかなと模索しました。一番苦労したのは築山の上の落ち葉です。どうしたら落ち葉に見えるか試行錯誤しながら入れました。

緑と光【長崎】株式会社庭建 小宮 圭司

作品説明

黒・白・木目の落ち着いたものを主に使用し、植栽の緑が引き立つ様に作成しました。

風と影【宮城】MIGAKI株式会社 石川 実可子

作品説明

この作品の主役は影です。天井の格子、浮き階段、室内へ差し込む影をデザインしました。そして、平面の影を印象づけるために立体面で風を表現するため、葉っぱを舞い散らせることで表現しました。また、フレームのように囲むこと夕日を一つの絵画のように楽しめるデザインとしました。ソファに無造作にブランケットを置き生活感をだすことでリアリティを感じるようにしました。

雨上りの情景【千葉】スペースガーデニング株式会社 時友 達人

作品説明

石畳のある街並みの雨上りの情景です。輪だちにたまった水溜りを表現するため、メッシュで石畳の高低差をつけ、スラブで水溜りを造りました。さらにリアルさを出すため、石畳にソリッド編集で深い目地を入れ水を流し入れています。水溜りに映る建物と草木、水溜りのせいで遊びに行けない猫がポイントです。

City Park【青森】株式会社みちのく庭園 ワン アンジェリカ

作品説明

住んでいる町の中心街にある空き地からインスパイアを受け、左側の建物は実物件の書き直し、右側のスペースと連携してより実に使える場所に想像してみました。自然にある「山、水、石、木と植物」を使って動きが出るように、日常に人と触れ合えるようにアレンジしました。浮いているコンクリートスラブを利用して地面の面積を増やし、土で育てられている生き物と市民とともに伸び伸び成長できますように。

Stay home in Tokyo【千葉】株式会社日立リアルエステートパートナーズ 佐々木 千穂

作品説明

コロナ禍の過ごし方。おうちキャンプを描いてみました。暗いニュースが続きますが、楽しむことが悪いわけではありません。いつまで続くか想像もつきませんが、子どもが子どもいられる時間は限られし時間。家族で過ごす楽しいひとときを。

石階段を上って【大阪】株式会社カレントスペース 金尾 和

作品説明

古い石造りの階段を上った先にあるドア。そこに辿り着くまでにある数々の物語。古い石の凸凹とした質感や、壁の絡んだ蔦の感じがうまく表現出来たら…と挑戦してみました。

Stay positive 空に願いを【千葉】株式会社日立リアルエステートパートナーズ 佐々木 千穂

作品説明

空を見上げながら寛げる「開けすぎず、閉めすぎず。開放的だけど、落ち着ける空間。」そして、全ての人が今願う安全で安心な世の中。流れ星が流れたら、そこに居る人が一斉に祈れるように。世界中の人の願いが空に届きますように。そんな想いも表現しました。

黄昏時【静岡】株式会社アーキエイト 金丸 佳織

作品説明

私が住んでいる築90年の古民家をモデルにしたパースです。窓やカーテン、水面等のリアリティを出すために、それぞれの透過率や色味を何度も調整しました。この家の持つ素敵な空気感を表現できたと思います。

雨上がりの朝【徳島】積水ハウス株式会社 久保 裕美

作品説明

新しい街、新しい家に引越した。新しい朝を迎えると、雨上がりの街は輝いていた。これからの暮らしを思うとワクワクする。そんな新しい環境を迎える方を想い浮かべながら描きました。

月夜のエントランス【静岡】中部建商株式会社 奥山 晃代

作品説明

重厚感のある門扉がお客様を迎えるエントランスです。ナイトシーンは植栽や門扉がライトアップにより印象が変わります。きれいな月夜での写真が撮れましたので、パース作成に挑戦しました。思うような照明の配置、光源の量になるよう、調整に苦心しました。

『平行植物園』~高山建築学校に思いを馳せて~【神奈川】空間構成研究室 市来 敬子

作品説明

植物と構築物が、一体となるようなパースを描きたいと思いました。本当は、天井を覆いつくす藤の花を表現してみたかったのですが、思いのほか難しく、ただのつる植物が一部絡まる程度になってしまいました。植物のエネルギーによって作り出される植物園を感じて頂けたら幸いです。

本からの来訪【岡山】株式会社イン ザ フィールズ 伊達 由美子

作品説明

コーヒーとお菓子を用意して、本を読みながらティータイム。…のはずが、突然本から魔法使いの家が飛び出てきた。コーヒーはこぼれ、お菓子は散乱、犬は見慣れぬ家や植物に興味津々。まずは片づけて、魔法使いとお話する準備をしなければ…。というシーンを作りました。家具や家は一つずつ組み合わせて作り、架空の世界と現実を区別する為、本から出てきた植物は敢えて作り物らしくしました。

森の中のカフェテラス【静岡】中部建商株式会社 筑木 泰三

作品説明

デッキの上に、カーポートを配置し、ある程度の日よけを兼ねながら、雨の日も楽しめる、憩いのスペースとして提案しています。大谷石の飛び石と述べ段で、大き目の落葉樹の内側を、楽しんで行き来できる園路に。道路側の壁には、緑化プランターと間接照明を配置しました。デッキの床下の照明や、カーポートのダウンライト等で、夜までゆっくり過ごせる、森の中のカフェテラスの様な庭をイメージし設計しました。

楽しむから 生まれる 新たな暮らし【群馬】株式会社ナテックス 今泉 公志

作品説明

家族の記憶を庭に刻む。この場所と同じ「景色 匂い 音」に触れた時、鮮明によみがえる家族の時間。キンモクセイの香りがすれば笑い転げながら小刻みな歩幅でタタタっと走り回っていた子供達のはしゃぐ風景が思いうかぶ、記憶に寄り添える庭。文章ではなくそのようなイメージを視覚で伝えるプレゼンボード。 取扱説明書の要らないスマートフォンのようなご提案。

わが家が、世界で一番幸せな場所になる。【岡山】積水ハウス株式会社 福田 祥子

作品説明

一つの敷地内で工期の違う2棟の建物のつながりを考え、まちなみのように見せる配置計画とそのポイントをパースで伝える事が大変でした。独立銘板や靴裏シルエット、藤の植栽はオリジナルで作成しました。昨今の事情で出かけることが少なくなった今、わが家が世界で一番幸せな場所と感じていただけるよう、賃貸オーナー様、そしてその先の入居者の方がここに住みたいと思っていただけるようプレゼンを作成しました。

その他

Twinmotionパース賞

-庭の眺め-【広島】ノビデザイン 桑原 斉美

作品説明

ただ庭を眺める・庭を見ながら寛げる空間を造ってみました。室内装飾は彩度を落とし、フローリングの艶などを調節、見せたい部分はライティングや、差し込む光で明暗を出しました。庭は室内より数段明るく、太陽の光と樹木の影の入り方を調節し、室内から庭、借景の田園風景へと緑が続き、奥行きを感じられるアングルにしました。

講評

ぱっと見たときの緑やライティングの印象がきれいだなと思いました。フローリングの僅かな反射や影のさしこみ方まで、細かなところまで調整をこだわられているのも素晴らしいです。実際に外を眺めながらゆっくりくつろげそうな作品に仕上がっていると思います。(Epic Games)

Twinmotionパース賞

山裾の展望デッキ【北海道】エディア株式会社 山口 詩乃

作品説明

既存の景観を最大限生かしたいというのが第一の要望だったので、周辺環境の再現に一番力を注ぎました。不規則に流れる河道や川縁の表現、遠景の羊蹄山も地形を隆起させて作りました。

講評

環境構築に力を入れられたとの事ですが、まさにそれが伝わる力作でした。植生や自然物の配置に説得力があり、羊蹄山を模した遠景の山々もスケール感がよく伝わってきます。Twinmotionの豊富な自然景観アセットを非常に上手く使いこなし、一枚の絵にまとめ上げられていると思います。(Epic Games)

新人賞

City Park株式会社みちのく庭園
ワン アンジェリカ【青森】

新人賞

光の庭積水ハウス株式会社
中條 恵里加【愛知】

新人賞

憩いの場所高田工業株式会社
二階堂 圭絵【岡山】

優秀作品(二次審査通過)

ガーデンパーティーへようこそ

株式会社リーフ
藤木 有佳【大阪】

庭camp!

スリービー工業株式会社
西川 美希【福井】

ひといき

スリービー工業株式会社
西川 美希【福井】

和風の庭と古(いにしえ)の建物

有限会社ビークリエイト
米田 由美子【北海道】

寛ぎのおウチ時間

株式会社アルファテック
中田 裕子【栃木】

非日常を身近に

ガーデンエクステリア オーシャン
大柴 美穂【兵庫】

私だけの癒し

株式会社ボックスウッド
青柳 友恵【千葉】

夕暮れ

株式会社サンホーム
土生 敦子【宮崎】

お気に入りの場所

株式会社アルファテック
池澤 珠里【栃木】

自然感じる庭

株式会社ボックスウッド
紺野 嘉代【千葉】

暖かな光と緑の空間

積和建設埼玉株式会社
佐藤 優子【埼玉】

ゆったりとした時間の流れるリゾート風の庭

株式会社ライフスタイル
本多 悠希【北海道】

緑と水と光のエントランス

株式会社庭建
小宮 圭司【長崎】

STYLISH-和-MODERN 夜景

積水ハウス株式会社
安藤 康大【愛知】

くつろぎの時間

中部建商株式会社
平良 百代【静岡】

灯りに、集う。

積水ハウス株式会社
石川 逸美【岡山】

座敷から望む庭園

株式会社庭建
小宮 圭司【長崎】

穏やかな1日の終わり

株式会社久留米庭苑
大塚 みゆき【福岡】

陽がそそぎ 風ゆらぐ

積水ハウス株式会社
久保 裕美【徳島】

静寂の庭

株式会社タケダ造園
中尾 夏海【島根】

フロントガーデン

株式会社ルボワ
池田 幸裕【愛知】

ロックガーデン デンタルクリニック

積水ハウス株式会社
八代 桂【岡山】

第2リビング

有限会社内田基礎工業
内田 大成【茨城】

聖堂

株式会社庭建
小宮 圭司【長崎】

近未来の植物工場

株式会社ウエシン
和田 麻紀子【兵庫】

Comfortable Outdoor

株式会社ナテックス
今泉 公志【群馬】

家を彩る

株式会社サンホーム
土生 敦子【宮崎】

動画部門

動画賞(大賞)・Twinmotion動画賞

colorful【神奈川】エクステリア&ガーデン設計室coniwa 藤﨑 香奈子

講評

モノトーンのシーンからスタートし、徐々に街に色が溢れていくこの作品は、ストーリーがしっかり考えられていてまるで映画を見ている様です。桜と菜の花の表現もとても自然で季節感も感じられ、ガーデンの素晴らしさを多くの方に伝えられる素晴らしい作品となっています。(古橋 宜昌)
冒頭モノクロからパッと明るく鮮やかになる演出は、上手くコントラストが表現できていていいなと思いました。カメラワークは建物や人物だけでなく、星空や太陽、植物にも焦点を当てているところが印象的です。被写界深度のフォーカスを植物~人間に移したりなど、細かい演出がよくできていると思います。(Epic Games)

受賞者コメント

コロナ禍、閉塞感のある自粛生活の中で、緑や庭の力に気づかされた方は多いと思います。私もその一人です。この動画は辛い毎日の中、私自身が癒され救われた体験を元に作成しています。少し周りを見渡せば身近な場所に幸せを見つける事ができる。そんなメッセージと未来への希望を込めてつくりました。

準動画賞・Twinmotion動画賞

この場所で【山口】有限会社エクステリアの森 中村 達也

講評

秋から始まる物語、大窓のある森の中の家、室内からの風景が素敵です。積もった雪は立体感もあり素晴らしいです。照明と暖炉の暖かさ、暖炉の隣の棚の写真立てが棲まわれている方の物語が感じられます。BGMも映像と良く合っていて、感情移入してしまうとても素晴らしい作品です。(赤坂 泰一)
凍えそうな冬景色から暖かい室内、そして春の訪れへとシーンの展開にストーリーがあってとても素敵でした。被写界深度やブルームを活かした絵作りも印象的で、カットごとに丁寧に調整されたことがよく分かります。Twinmotionの多彩な表現力を強く発揮された一作だと思いました。(Epic Games)

受賞者コメント

コロナウイルスの終息を願い。厳しい冬を乗り越えれば 必ず春が来る! というイメージで作成しました。カット割り毎に、オブジェクトの位置変更やレンダリングの調整に大変苦労しました。

優秀賞

The outdoor living from season to season【東京】ヒューマンヤード株式会社 小澤 優理・櫻田 祐三

作品説明

四季ごとのアウトドアリビングをテーマとして作成しました。建物を含めた外構のクオリティやファニチャーの選択、配置などにこだわり、住空間としてのリアリティを追求しました。季節を通じてのアウトドアリビングライフを感じてもらえるような映像となるよう、様々なシーンにこだわって調整を重ねました。

講評

作者の想い、拘りが盛り込まれた素敵な作品。四季の移り変わりと共にアウトドアリビングでの過ごし方を動画で表現しています。プールの水動き、焚火台の炎の揺らぎ、雨の日、雪の日、風など動画ならではの表現でリアリティーが増します。動画というツールで自然と共に暮らす豊かさや心地よさを提案し伝える武器になると実感しました。(福元 敬子)

Twinmotion動画賞

田園の中の暮らし【岡山】株式会社清光園 河手 豊

作品説明

モダンスタイルのデザインした外構。駐車した車から玄関までに見える風景。和モダンなテイストでデザインしたお庭を見つつ、玄関へと。またリビングから見るお庭、そして遠くまで続く田園風景を昼・夜まじえて演出。

講評

時間変化で日没~ライトアップの流れが印象的でよかったです。庭のデザインや外観は細かいところまでしっかり作られていて、こだわりを感じました。偶然だったのかもしれませんが、庭を映しているところに子供がフレームインしてくる部分が実際のCMっぽくて好きです。(Epic Games)

奨励賞

流れゆく雲、風を感じる緑ある暮らし【岡山】株式会社清光園 河手 豊

作品説明

流れゆく雲がタイルに映し出され、木々達が風により枝葉がにぎやかにうごめいて都会の中に自然を感じる暮らしを昼・夜まじえて演出。

奨励賞

No Green,No Life【熊本】株式会社東武園緑化 米岡 美智代

作品説明

植栽の配置にはこだわりました。樹木をただ配置するのではなく、向きや角度、高さ、樹種の組み合わせなど、植栽にリズム感を出すように配置しております。カメラワークにもこだわりました。敷地が広いので、見せたい場所はゆっくり見せ、移動は早くする。というように単調にならないよう、強弱をつけました。また、画面の移り変わりは、音楽に合わせるように意識しています。

優秀作品(二次審査通過)

Tropic Green Office

Tropic Planners & Landscape Pte Ltd
Cano Gibrone【Singapore】

自然の暮らし、秋の訪れ

株式会社清光園
河手 豊【岡山】

日本の四季を感じる古民家リノベーションカフェ

camomille
井上 紗花【大阪】

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