急成長中の建築会社の社長が語る「ポジショニング戦略」とはなんなのか

2015年12月に行われた新建新聞社の「住宅産業大予測フォーラム」では
とても気になるキーワードがたくさんでてきたので抜粋してレポートいたします。

気になる一つ目のキーワードは「ポジショニング」です。
コラボハウス一級建築士事務所の清家修吾氏のセミナーで出てきた言葉なのですが、
簡単に言うと「自分の会社の立ち位置を明確にする」ということです。

コラボハウス一級建築士事務所は平成20年に資金550万円で設立後、
2~3年で急成長を遂げています。
2013年にはFC事業の設立もして、現在では84社の加盟店にのぼります。
ものすごい勢いですよね。

コラボハウス高成長の陰には清家氏の
「そもそもの設計事務所の立ち位置を見直す」というポジショニング戦略がありました。

それが「設計士とつくるデザイナーズ住宅」というポジショニングでした。
ブレのないコンセプトとも言えますね。
「設計事務所で家を建てる」ことを大きなウリとしたのです

コラボハウス一級建築士事務所には営業マンはいないそうです。
「設計士(時には現場監督)とつくる会社」ということをコンセプトにしているので、
営業マンは必要ないんですね。

それでは営業マンがいないのに、どうやって営業・集客を行っているのでしょうか…?
これは大きな疑問です。
そこには清家氏ならではの、「マーケティング戦略」がありました。

清家氏が語る「マーケティング戦略」のレポートは次回記事でご紹介します。

参考:新建新聞社 住宅産業大予測フォーラムセミナー(2015年12月17日)

コラボハウス一級建築士事務所
新建新聞社