外構・エクステリア業で起業するには?必要なものはなに?

外構・エクステリア業で起業するには何が必要なのか。エクステリア業界の相関図はこちらから御覧ください。外構・エクステリア業界の中で自分がどの職種で起業するべきなのか?起業に必要なスキルや、用意するべきものは?

(1)設計・図面請負
プラン設計やCADでの図面作成の請負などをメインとします。フリーで自分でサイトを立ち上げてお客様を獲得するか、他のエクステリア事業者の外注先となるか、大手ハウスメーカーと契約を結ぶなど様々な方法があります。基本的には工事は請け負わず(3)の工事店と提携し、委託する場合が多いです。

【必要なスキルや資格】
外構・エクステリアの設計知識と図面作成のスキル。外構・エクステリアの設計は建築設計とは違い、国家資格は必要ありません。ただエクステリアプランナーなどの資格もありますので、基礎力や応用力を高めるために取得するのもオススメです。

【必要な道具】
手描きでの図面作成の場合、製図ペンやスケール、ドラフターなどが必要です。変更修正のスピーディさ、お客様への訴求力を考えると外構・エクステリアCADを使用して最新のエクステリア商材などを取り入れた方がいい場合もあります。この場合は自分でCADを購入してCADスキルを習得するのもアリです。CADはリースでの導入が可能で月々の支払いになります。自分でCADを導入せず、CADスキルを習得しなくても(2)のCADオペレータに外注を出すことで解決できます。

【必要な場所】
自分一人のみの起業であるなら事務所を構える必要もないので、自宅でも起業可能です。

【起業の時期】
専門校や講座などで設計スキルを習得できたしたからといっていきなり起業するパターンは少ないと思います。まずは他のエクステリア業者に従事して何年か下積を経験し、その後フリーに転身したり起業したりというパターンが多いです。

 

(2)外構・エクステリアCADオペレータ
外構・エクステリア設計事務所や大手ハウスメーカーなどと外注契約して、送られてくる手描きのプランをCADを使用して、CADデータに書き起こすオペレータです。

【必要なスキルや資格】
CADのオペレーション技術と外構・エクステリア設計の基本知識。設計者の描いた図面を読み解く能力が必要になるため、設計はできずとも設計の基本知識は必要になります。資格の取得は必要ありません。

【必要な道具】
外構・エクステリアCADとそれを操作するPCが必要です。

【必要な場所】
基本的には自宅で作業する場合が多いです。

【起業の時期】
CADオペレータ養成講座などを受け、スキル習得後、在宅でスタート可能です。もしくは(4)エクステリア専門店のCADオペレータ担当として従事し、その後フリーになるパターンもあります。

(3)工事店(職人)
外構・エクステリアの工事を請負います。

【必要なスキルや資格】
技能士の資格が必要です。技能士資格は国家資格で、これがないと左官やタイル貼り、レンガ積みなど基本的な施工ができません。施工に関する技術や知識。小型移動式のクレーン運転免許や、車両系建設機械の免許、フォークリフト運転免許なども必要になる場合があります。

【必要な道具】
工事・施工に必要な道具が一式必要になります。運搬するトラックも必要です。重機系はレンタルも可能ですので、必ず購入が必要なものではありません。

【必要な場所】
必要な資材や道具を保管しておく場所が必要です。

【起業の時期】
工事店に従事し、修行したあと自分で工事店を起業する場合がほとんどです。

(4)エクステリア専門店
ショールームやショップ・展示場の運営をしており(1)エクステリア設計(2)CADオペレータ(3)工事店(職人)の全てを自社で請け負います。※職人は擁さず工事店に外注を出す場合もあります。自分たちの得意分野に特化している場合も多く、自ショップのブランド化を目指すことが多いです。

【必要なスキルや資格】
(1)~(3)の技術や資格を保有するスタッフを雇います。

【必要な道具】
(1)~(3)の技術や実施に必要なものを揃える必要があります。

【必要な場所】
設計・CADオペスタッフ・職人チームのための事務所、必要な資材や道具を保管しておく場所、展示場やショップを運営するための土地が必要になります。

【起業の時期】
エクステリア専門店で従事し下積を積んだあと起業します。最初は(1)エクステリア設計のみで独立し、その後CADオペスタッフなどを増やし事業拡大し、最終的にエクステリア専門店を運営する場合が多いです。