植栽とライティングの知識と技術でエンドユーザーの心をわしづかみ!

集客のほとんどをwebで行っており、 さらにエンドユーザーの施主を獲得している (株)坂井ガーデンプランニング。過剰なSEOもせず、過剰な広告も打たずしてなぜそのような 成果をあげているのか代表取締役の坂井淳志氏にお話をお伺いしました。

RIK
 集客はほとんどwebからだそうですね。SEO対策などされていますか? 
坂井
集客方法は年に二回、OB客にDMを打ちますけど、他のほぼ全ての集客がwebサイトからですね。過剰なSEO対策はせず、コンセプトが伝わりやすいサイトを作成しただけなんです。演出やストーリーと共に庭を作り込んでいくコンセプトが最大限、伝わるように。安売り感は出さず、サイトのデザインも美しいものがいいなと思って。こだわりや提案力を求めるお客様に見てほしくて。 
RIK
では、実際来られるお客様は「こだわり」を求めている方が多いのでしょうか? 
坂井
そう思います。付加価値の高い提案をしていると単価が上がってもお客様は納得してくれます。たとえ、単価が低い案件であっても『今はデッキの工事だけですが今後ポーチをつけたり、楽しめる庭を共に作って行きませんか』とストーリー性のある提案をします。
そうすると期間は空いたとしても二期工事に繋がり、長いお付き合いがお客様と始まります。お客様が「求めているもの」と僕の「提案するもの」がうまく噛み合って、「ストーリーのある提案」に繋がると思いますね。 
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RIK
自社のカラーに合ったお客様を問合せの段階で選定できているということですよね。 
坂井
自社に合ったお客様を呼び込むように工夫も、もちろんしています。ガーデンプラットの更新もこまめにして、アクセスの高いプランを分析して、その中でリフォーム需要がある事を考え、タイトルの入れ方(“プライバシー”などエンドユーザーにニーズのある言葉を入れるなど)本当に日々、工夫をこらしてます。
RIK
ところで、坂井さんは樹木医の資格も保有されているそうですが、提案の際にその事が強みになったりしますか? 
坂井
もちろん強みになってますよ!「庭には植栽がありき」とだと思っていますし、アフターメンテナンスや植栽の手入れのアドバイスを的確に答えられる事って大きいと思うんです。プランに植栽を入れている以上は、プロとしてきちんとフォローするのが当然だと思っています。
それと同じような話で、「ライティング」の提案も、光の効果を最大限に生かしたい、そのために自分で設置工事なども行い、光の屈折・広がり方、ライト自体のモジュールの形状やその見せ方・隠し方など、特化した知識・技術が必要だと思っています。
植栽にしても、光にしてもトータルデザインをエンドユーザーに提案するなら特化した知識・技術が備わったプロフェッショナルじゃないとエンドユーザーの心はつかめないと思っています。 
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RIK
確かに、プロの技術や知識を持っているプランナーさんは当然、施主さんからの信頼度も違いますよね。どのような提案方法で提案されていますか? 
坂井
ショールームのデュアルモニタでViewSTYLEを駆使してプレゼンを行っています。提案時は盗用防止のために平面図は渡さず、見積り書とパースだけを渡しています。パースはレタッチで加工しますが、それはただ雰囲気づくりのためではなく効果的に見せながらも、盗用防止の策でもあります。パースであまり細かいところまで見せてしまうと盗用に繋がる可能性も…。
プランの詳細はご来店時にViewSTYLEのウォークスルーでご覧頂けるので。ご来店頂けないお客様へはiPadを持参してViewSTYLE動画でプレゼンしていますし。またViewSTYLE使用時には「目線」を意識するようにしていますね、お客様が一番知りたいのは「リアルな目線」なので。 
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■株式会社 坂井ガーデンプランニング■
住所:静岡県浜松市中区高林5丁目1-22
電話:0120-928-517
公式サイト:http://www.sakai-garden.com